2011年01月15日

今日は何の日?

Bonjour !

ブログ書いている途中に2度消えてガックリ...

と、いうわけでシンプルに。




Q:今日は何の日でしょう?















苺の日、だって☆!  

Posted byレストランPEPINat 17:23 Comments(0) plat du jour

2011年01月12日

大ごちそう 

Bonjour !

毎年、年末年始は何かと気ぜわしいので、ここ何年か成人の日が過ぎたあとの定休日には、ゆっくり食べられるごちそう鍋を作っています。


ブイヤベース。


子供が小さいので、カサゴとか骨の多い系の魚ばかり入れるのはちょっと食べにくい(食べさせにくい)かな、と昨年アンコウを使って作ったら、すごく食べやすくて美味しかった☆!というわけで、今年もアンコウブイヤベースに。

あとはラングスティーヌ、鱈など。

オーガニックのポワロー葱とフレッシュトマトもたくさん入れて。

血行促進にも良いサフランとにんにくをきかせたルイユソースと、カリッと焼いたバゲットを用意していただきます。

ワインはロゼ。
昨日はプロヴァンスのロゼではなくボルドーロゼでした。






























昨日はデザートにちょっと遅くなってしまったけれど、南仏風のガレット・デ・ロワも用意して。















昨日の王様は....少しの操作もあり、アナナがフェーヴ(陶器製人形)の入った部分を取りました。

来年からは、公正にやろう☆!  

Posted byレストランPEPINat 17:15 Comments(0) plat du jour

2011年01月08日

薔薇の花の匂いを嗅ぐのを忘れてはいけない

Bonsoir !

今日はディナータイムに東京からパトリス氏のお店で一緒に働いていたことのある綾乃さんと、しのぶさんにご来店いただきました。

昼間お店に活けるお花を花屋さんに買いに行ったら、黄色いチューリップがそこだけ陽だまりのように輝いて見えたので即決。
アナナもお花が好きみたいで、あれこれ気になる様子。

色々私が説明していたら、お店の方が短いガーベラを2本アナナ用にプレゼントしてくれましたemoji49

バスを待つ間、ガーベラの香りを嗅ぐアナナ。
「あんまりいいにおいしないね。」

















お花って、とっても素敵ですね。

そこだけ空気が変わる。

お昼までまだクリスマス・ツリーが飾ってあったこともあるけれど、お正月の雰囲気から、ガラッと春のイメージに変わりました。

前に触れた、サン=ナタレンヌのアンティーク屋さんで買ってきた水差しに活けて。
















どんなに忙しくても、花の手入れを怠らない、というのはパトリス氏がとても大事にしていたこと。

カタツムリの面倒をみること。

赤ちゃんに触れるようにパン生地を扱うこと。

手をつないでシンパシーを感じること。

人や物の気の流れを感じること。

10数年前より、師匠の想いが理解できるような気がします。


綾乃さんも、きっとそう。

いつかみんなで師匠を囲んで笑顔で集結できる日を夢見ています。日本ででも、フランスでも、モロッコでも☆!


アメリカの?ことわざに確か『薔薇の花の匂いを嗅ぐのを忘れない』とかいうのがあったと思います。

その薔薇の花も、ただの道端の薔薇ではなく、星の王子様が自分の星に持っている、たった一輪の傷つきやすい薔薇のような花だとしたら...。

何が自分にとっての薔薇なのか、というのは人によって違うと思いますが、私も、自分なりに薔薇の花の香りを嗅ぐのを忘れないように、回りのものにひとつひとつ、(あらためて)気を配って大事にしていきたいと思います。




パトさんの蒔いた種は、これからもあちこちで(色んな形で)芽を出していくことでしょう。

  

Posted byレストランPEPINat 01:14 Comments(0) plat du jour

2011年01月04日

お正月 ああお正月 お正月

Bonjour !

お正月2日3日のお昼の営業は、オープン当初からのお客様や、よく使ってくださる方々がたくさんみえて、バタバタしながらもあたたかい気持ちになりました。

今日は火曜なので、年末から仕込み仕込みで来たシンゴシェフもいったんお休みさせていただくことに。

おせちやお餅は基本的に大好きだけれど、こう続くとちょっと飽きてきたというか、年末から胃の調子もなんとなくおかしいので、今日の夜はお蕎麦にすることにしました。

〈花の舞 純米しぼりたて 生原酒〉もとってあるしface23


今年のお正月は、初日の出も見られたし、お店もちゃんと開けられたし、家族で楽しく過ごせたし、初売りにも行ったし、充実していて最高でした。

今年一年、跳ねるように忙しくて、色んな時を楽しく過ごせるといいなー、と思います。


たくさんの方から年賀状をいただきましたが、心に残った一言は、『家庭とお店、両方大切に。』という、言葉。
とてもタイムリーで、そうだな~と思いました。よくわかってくださっている、うん。


家庭とお店、両方大切に。

いつでもそれを忘れずにいきたいと思います!
  

Posted byレストランPEPINat 17:54 Comments(0) plat du jour

2010年12月29日

おにぎりとお茶

Bonsoir !


今日はシェフが朝から張り切っておせちの仕込み。

...というわけで、アナナと私はランチに家で作ったおにぎりの差し入れに行きました。
 
ふくやの明太子×4、おかか×4 自家製梅干し×4...お米3合分のおにぎりです。

















お店に着いたら、シェフは根菜入りブレゾルをテリーヌ型に詰めているところでした。

それをオーブンに入れて...。さあ、お昼ごはん。

錦園石部商店さんの本山茶を淹れて。
















良い茶葉はどんな淹れ方でもバシッと美味しい味が出るものです。
今日は珈琲のサーバーですがface15、でもすごーく美味しい。

お茶とおにぎりの組み合わせは、やはり最高です!
人生の最後に食べたい10食のうちに絶対ランクインしますね。


今日はシェフが深夜まで仕込みして、明日は夜団体のお客様がいらっしゃるのでディナータイムだけ営業。多分明日はシェフ徹夜かもface06


おせちをご予約のお客様にお渡しするときが、一年でいちばんほっとするひとときです。  

Posted byレストランPEPINat 19:38 Comments(0) plat du jour

2010年12月20日

滋養強壮にっ!

Bonsoir !

最近、けっこうバタバタ走り回ってますemoji10

ママタイムとペパンタイムと自分タイムの切り換えも、カチッ、カチッとよく行われる。

お店に夜出る予定でお菓子の仕込みもあると、前の日に買い物した材料で、家の夕ごはんを用意してからアナナにごはん食べさせて、アナナを連れてお店に行って、お店がまだ忙しいとタブリエ着けて手伝いをして、仕込みして、アナナを迎えに来てもらって、営業。9時過ぎ頃に帰って、アナナに本読んで寝かしつけて、シンゴシェフが帰って来たらご飯。

前もって、色々考えておけば、けっこう楽しくほいほいこなせるのですが、アナナが「ねえー、見てー見てぇー!」とか、言い始めると、それをなだめながら作業するのがけっこう大変。

ご飯も、しっかり食べないと!

まだまだここからが頑張り時です。


ゆうべは私がひとりでお店を任されていて、お客さんに高麗人参の握り寿司を握る夢を見ました。
(緑色の人参だった...face08

分析結果。

おとといもらった自然薯でとろろ汁&麦ごはんを食べて、シンゴシェフと身体にいいね、という話をしたりしたからだと思われます。

ユンケルのことを考えていたからかも。(高麗人参入ってる?)


麦ごはん&味噌汁仕立てのとろろ、昔から食べているソウルフードです。




























うちでは昔はおじいちゃんが作っていた時もあって、洗った自然薯のひげ根を焼いたり、日によって卵をひとつ加えたりする不可思議な感じに興味が湧きました。

今私が作るときは、濃い目のお味噌汁を作っておいて、すりおろした自然薯をすり鉢にいれてすりながら、火にかけている熱いお味噌汁をおたま一杯ずつ加えて溶きのばしていく。
できあがりが熱々だと、カプチーノみたいな泡が立つ。

細葱のみじん切りもたくさんのせて食べます。

アナナもけっこう食べますface02

こういう味わいは、日本人ならでは、という感じがします。
日本昔ばなしに出てきそう。(実際はないかも)


みんなでたくさん食べたから、これでしばらく行けそうだなっemoji33emoji34emoji35


ちなみに今朝はおでんをたくさん仕込みました。

この時期、ついお鍋料理に頼ってしまいます。  

Posted byレストランPEPINat 01:06 Comments(0) plat du jour

2010年12月04日

モンブラン

 Bonsoir !

一昨日は交流会があったためお店の紹介ブログを書いておいたのですが、ランチタイムに素敵なお客様emoji49がいらしたのでそのことについて。

いつも素敵なお着物ブログを書いていらっしゃる華匠さんです。
ご一緒にこちらも素敵なパフュランさんも。

なんと、まだお会いしたことが無かったパフュランさんが、あるとき不意にうちでランチしているイメージが頭に浮かんだそうですface08
私が何か飛ばしたかなface06


ご用意させていただいたデザートは自家製モンブラン。
















また色々お話聞かせてくださいface02
ありがとうございました。


  

Posted byレストランPEPINat 00:34 Comments(4) plat du jour

2010年11月23日

ひとりごはん

Bonsoir !

昨日はワイン会のご予約で、夜アナナを母に預けて私も出勤。

ボージョレ持込の飲み比べ会、ということでシンゴシェフも張り切ってボージョレに合うメニューを作ってました。

〈アミューズ〉 グジェール

〈前菜盛り合わせ〉きのこのキッシュ、ガルバンゾーのサラダ、鰯のマリネパスティス風味、魚介のクリームクロケット、田舎風パテと自家製オーガニック野菜のピクルス

〈メイン〉和牛すね肉の軽いブルギニョン トリュフバターの香りのリゾットとじゃがいものガレット添え

〈フロマージュ盛り合わせ〉3種

〈デセール〉ガトーショコラ・ムウ 洋梨のコンポート

あと挽きたてドリップ珈琲。

うん、なかなかいいメニューでした。


9時半頃私だけお店を抜けて、昨日は雨だったからタクシーで帰る。

家に着いて、アナナを見ていてもらいついでにお風呂に入って、アナナの歯磨いて、毎晩恒例の読み聞かせ。
4つお話読んで、彼女を寝かせる。

そして、シェフは遅くなりそうなのでとりあえず私だけ夕食。

最近ひとりごはんって珍しいけれど、たまにこういうのは楽しかったりface02

昨日のメニュー。

作っておいた野菜たくさんのミネストローネスープ、鰹のサルディーニャ風(これは手軽なメニューなのでよく作る)、ルヴァンのカンパーニュ、コンテの端っこ、あと母の糠漬け。
イタリアワインは無いので、デイリーテーブルワインを一杯だけ。
アナナがごはん党だから、夜パンなのも久しぶり。


あれ?久々に一人だと、なんだかペース配分がつかめないような...。
いつもアナナの方向いて世話焼いてる合間に食べてる感じだからだな。



...やっぱりごはんは、一人より誰かと食べる方がおいしいのかな?

  

Posted byレストランPEPINat 20:25 Comments(0) plat du jour

2010年11月05日

天津飯とオムライス

Bonjour !

オムライスが好き。

天津飯も好き。

お友達同士みたいなふたつの料理。

オムライスは作るけど、天津飯は作ったことが無い。

しかも天津飯は、一度しか食べたことがない。


何年前だろう。
姉と北野天満宮に行ったとき、ちょうど門の向かいあたりに中華料理屋さんがあって、お昼時だったのでごはんを食べることにした。
横に長いお店で、カウンターの正面には厨房の立派なガスレンジがありました。
中華料理屋仕様のゴーッemoji01と下から火が噴いているレンジをはじめて見た私達は、そこから目が離せませんでしたface08face08
しかもお鍋におたまで入れた水?をレンジの向こう側にジャッemoji01と捨ててしまうのにもビックリface08face08

そこで食べたのが天津飯でした。
天津飯って、原価は高くないのかもしれないけど、さすが中国四千年の技!
玉子が王子様になるぐらいの変化です。

おなかが空いていたせいかも知れないけれど、卵の味と質感、あんの味、油のまわり具合、全てちょうどいい具合にできていて、やけどしそうに熱くて、びっくりするぐらい美味しかった。

作ってくれたおじさんは、(たぶん中国人シェフ?)作り終わるとさっさと椅子に座って(五本足の椅子かな)、新聞読みながら煙草スパー。

ふつうだったら私も姉も....やあねぇ、となるかも知れないシチュエーションなのに、火を噴き続けるレンジとその天津飯の美味しさに圧倒されてそれどころではありませんでした。

値段も実際安かった気がします。

それ以来、天津飯にはわりといいイメージがあります。

でも、どうも中華屋さんに行ったときはあれもこれも、と食べたい具材別に優先順位的に考えていくので、天津飯を注文するまでに至らない。

それに自分には、おいしく作れないような気がする。

あのゴーッemoji01と、中国四千年の技が無ければ美味しくできないような気がするので(...あのレンジ、多分青菜炒めだったら5秒でできるだろうな)。

家で、テフロン加工のフライパンに、油を罪悪感を感じない程度に入れて、さーっとまわして、溶いた卵を入れてかきまぜて...なんていうふうに作ってもあの味は出せないんじゃないかと思います。


逆に、オムライスは家でしか食べない。

昔からお母さんのオムライス、食べてきましたから。

中身は、絶対ケチャップライス。卵の上にもケチャップで字を書いたりなんかしちゃって。
そういうオムライスが私もアナナも一番好き。

たまにお客さんのリクエストでシンゴシェフが裏メニューでオムライス作ったりするのは、卵がふわっ、とろーっとしている基本形と、上載せ式真ん中割り中から卵がべローッと出てくるやつと、これまた極上の味なのですが、(いつも頼まないでください...)うちのオムライスはうちのオムライスで、why not?いいじゃない、という感じです。

今日はシンゴシェフのまかないで、私がケチャップオムライス作りました。












字書くまえ。


卵に包めるご飯の量的にはマックスなのに、足りない...だってface08


天高く シンゴシェフ肥ゆる秋
もう44歳なんだから、身体のことも考えましょう。  

Posted byレストランPEPINat 16:14 Comments(0) plat du jour

2010年10月22日

おいなりさん

Bonsoir !

最近、近所の小学校からポン、ポンと運動会開催の花火の音が聞こえてきます。

雨だった週末の運動会を予備日に行っているのかな、なんて思ったり。


運動会、と言えば、予備日も含めてお弁当持参だったなあ、という記憶があります。

うちの母が作るお弁当は、卵焼きとプチトマトとブロッコリー意外のおかずがあまりカラフルじゃ無かった。

今思えば、出来合いのものを使わずに手作りで色々作ってくれていたのだからかえって感謝している部分なのですが、ぱっと蓋を開けたときにカラフルな色合いのお弁当にすごく憧れました。

だから、お弁当日の前日に母から
「明日のお弁当何がいい?」
と聞かれたときに、色のきれいな2色ごはんとか、サンドイッチとかって言った覚えがあります。

運動会のお弁当にサンドイッチは悪くなってしまうから、と言って断られることがあり、そのかわりによく母が作ってくれたのが五目寿司が入ったおいなりさんのお弁当。

よく売られている3口サイズのものよりかなり大きめの“でぶっちょ”おいなりさんです。

小さな頃から桜海老入りの五目寿司が大好きで、それが入ったおいなりさんはもちろん大好物。

お弁当箱の中の色は茶褐色でも、おいなりさんのお弁当は特別でした。

今では、自分で作るけれど、相変わらずサイズはでぶっちょ。

今日も、昼間から油揚げ煮て(すごーくいい匂い)、アナナに酢飯を扇がせて、おいなりさんを作りました。














「それじゃあごはんが冷めないよ~!」

なんて横向きに酢飯を扇ぐアナナを注意していると、自分も同じこと言われたなぁ...と気付く。

「おいなりさん、おいしいface22

こうやって、親の嗜好が子供に受け継がれるんだなー、と感じたひとときでした。


なるべく、お手伝いはさせたいですねface01

  

Posted byレストランPEPINat 19:53 Comments(0) plat du jour