2011年06月12日
摩利支
Bonsoir !
もう生産されることのない貴重なものって、色々あります。
もう生産されないから貴重なのではなくて、それ自体が素晴らしくて価値がある、けれども何らかの理由でもう世に生み出されなくなってしまった、そういうのって、その価値を本当に理解している人にはつらいことだったりするのかも。
うちのお店によく来てくださるお茶屋さんのお客様から、摩利支という特別なお茶がある、という話を聞いて、いったいどんな味がするんだろう...と思っていました。
先日その方が伊勢丹のイベントに出店されていた際に、うちのシェフが遊びにいったところ、
「今ちょうど摩利支があるから飲んでってよ。」
と一言言っただけで、その場にいたご婦人方がざわざわと集まってきたそうな!
(「何?ホンモノ?」「売ってくれるの?」)
残念ながら、もう生産されることがないため、販売はされていないそうです。
私も飲みたかったなー、と思っていたら...なんと今日そのお茶屋さんがお店に来てくださって、そして、摩利支、飲ませていただいちゃいました!
独特な、というか、茶葉に合わせた特別な淹れ方。



飲んでみたら...すごくおいしい!
カテゴリーとしては、やっぱりお茶に属する味なのですが、出汁のような旨味成分や、フルーティーな香り、とにかく複雑で奥行きがある、今までに飲んだことのないようなお茶でした。
ビオのミュスカデのあるヴィンテージのもので飲んだことがあるような、グレープフルーツのような後味や、ライチのような香りも。いつまでも口の中に余韻が!
そのお茶屋さんがいつも仰るように、お茶作りとワイン造りは似ている、と。
ビオの生産者さんの葡萄の樹への愛と、頑固なお茶農家、生産者の方の想い。
ひたむきな仕事への情熱とかって、味でわかるものだと思います。
(こちらのお茶屋さんが10月にうちのお店でイベントをやってくださる、、、かも、、、まだはっきり色々と決まっているわけではないのですが、、、もしかしたら、、、摩利支も、、、、飲めちゃうかも、、、いや飲めないかも、、、、(笑))
とにかく、今日は、貴重な体験をさせていただきました。
ちゃんと自分の中の味の引き出しにしまわせていただきました。
ごちそうさまです。
もう生産されることのない貴重なものって、色々あります。
もう生産されないから貴重なのではなくて、それ自体が素晴らしくて価値がある、けれども何らかの理由でもう世に生み出されなくなってしまった、そういうのって、その価値を本当に理解している人にはつらいことだったりするのかも。
うちのお店によく来てくださるお茶屋さんのお客様から、摩利支という特別なお茶がある、という話を聞いて、いったいどんな味がするんだろう...と思っていました。
先日その方が伊勢丹のイベントに出店されていた際に、うちのシェフが遊びにいったところ、
「今ちょうど摩利支があるから飲んでってよ。」
と一言言っただけで、その場にいたご婦人方がざわざわと集まってきたそうな!

(「何?ホンモノ?」「売ってくれるの?」)
残念ながら、もう生産されることがないため、販売はされていないそうです。
私も飲みたかったなー、と思っていたら...なんと今日そのお茶屋さんがお店に来てくださって、そして、摩利支、飲ませていただいちゃいました!

独特な、というか、茶葉に合わせた特別な淹れ方。
飲んでみたら...すごくおいしい!
カテゴリーとしては、やっぱりお茶に属する味なのですが、出汁のような旨味成分や、フルーティーな香り、とにかく複雑で奥行きがある、今までに飲んだことのないようなお茶でした。
ビオのミュスカデのあるヴィンテージのもので飲んだことがあるような、グレープフルーツのような後味や、ライチのような香りも。いつまでも口の中に余韻が!
そのお茶屋さんがいつも仰るように、お茶作りとワイン造りは似ている、と。
ビオの生産者さんの葡萄の樹への愛と、頑固なお茶農家、生産者の方の想い。
ひたむきな仕事への情熱とかって、味でわかるものだと思います。
(こちらのお茶屋さんが10月にうちのお店でイベントをやってくださる、、、かも、、、まだはっきり色々と決まっているわけではないのですが、、、もしかしたら、、、摩利支も、、、、飲めちゃうかも、、、いや飲めないかも、、、、(笑))
とにかく、今日は、貴重な体験をさせていただきました。
ちゃんと自分の中の味の引き出しにしまわせていただきました。
ごちそうさまです。
Posted byレストランPEPINat20:28
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