2010年11月05日
天津飯とオムライス
Bonjour !
オムライスが好き。
天津飯も好き。
お友達同士みたいなふたつの料理。
オムライスは作るけど、天津飯は作ったことが無い。
しかも天津飯は、一度しか食べたことがない。
何年前だろう。
姉と北野天満宮に行ったとき、ちょうど門の向かいあたりに中華料理屋さんがあって、お昼時だったのでごはんを食べることにした。
横に長いお店で、カウンターの正面には厨房の立派なガスレンジがありました。
中華料理屋仕様のゴーッ
と下から火が噴いているレンジをはじめて見た私達は、そこから目が離せませんでした
。
しかもお鍋におたまで入れた水?をレンジの向こう側にジャッ
と捨ててしまうのにもビックリ
。
そこで食べたのが天津飯でした。
天津飯って、原価は高くないのかもしれないけど、さすが中国四千年の技!
玉子が王子様になるぐらいの変化です。
おなかが空いていたせいかも知れないけれど、卵の味と質感、あんの味、油のまわり具合、全てちょうどいい具合にできていて、やけどしそうに熱くて、びっくりするぐらい美味しかった。
作ってくれたおじさんは、(たぶん中国人シェフ?)作り終わるとさっさと椅子に座って(五本足の椅子かな)、新聞読みながら煙草スパー。
ふつうだったら私も姉も....やあねぇ、となるかも知れないシチュエーションなのに、火を噴き続けるレンジとその天津飯の美味しさに圧倒されてそれどころではありませんでした。
値段も実際安かった気がします。
それ以来、天津飯にはわりといいイメージがあります。
でも、どうも中華屋さんに行ったときはあれもこれも、と食べたい具材別に優先順位的に考えていくので、天津飯を注文するまでに至らない。
それに自分には、おいしく作れないような気がする。
あのゴーッ
と、中国四千年の技が無ければ美味しくできないような気がするので(...あのレンジ、多分青菜炒めだったら5秒でできるだろうな)。
家で、テフロン加工のフライパンに、油を罪悪感を感じない程度に入れて、さーっとまわして、溶いた卵を入れてかきまぜて...なんていうふうに作ってもあの味は出せないんじゃないかと思います。
逆に、オムライスは家でしか食べない。
昔からお母さんのオムライス、食べてきましたから。
中身は、絶対ケチャップライス。卵の上にもケチャップで字を書いたりなんかしちゃって。
そういうオムライスが私もアナナも一番好き。
たまにお客さんのリクエストでシンゴシェフが裏メニューでオムライス作ったりするのは、卵がふわっ、とろーっとしている基本形と、上載せ式真ん中割り中から卵がべローッと出てくるやつと、これまた極上の味なのですが、(いつも頼まないでください...)うちのオムライスはうちのオムライスで、why not?いいじゃない、という感じです。
今日はシンゴシェフのまかないで、私がケチャップオムライス作りました。

字書くまえ。
卵に包めるご飯の量的にはマックスなのに、足りない...だって
。
天高く シンゴシェフ肥ゆる秋
もう44歳なんだから、身体のことも考えましょう。
オムライスが好き。
天津飯も好き。
お友達同士みたいなふたつの料理。
オムライスは作るけど、天津飯は作ったことが無い。
しかも天津飯は、一度しか食べたことがない。
何年前だろう。
姉と北野天満宮に行ったとき、ちょうど門の向かいあたりに中華料理屋さんがあって、お昼時だったのでごはんを食べることにした。
横に長いお店で、カウンターの正面には厨房の立派なガスレンジがありました。
中華料理屋仕様のゴーッ



しかもお鍋におたまで入れた水?をレンジの向こう側にジャッ



そこで食べたのが天津飯でした。
天津飯って、原価は高くないのかもしれないけど、さすが中国四千年の技!
玉子が王子様になるぐらいの変化です。
おなかが空いていたせいかも知れないけれど、卵の味と質感、あんの味、油のまわり具合、全てちょうどいい具合にできていて、やけどしそうに熱くて、びっくりするぐらい美味しかった。
作ってくれたおじさんは、(たぶん中国人シェフ?)作り終わるとさっさと椅子に座って(五本足の椅子かな)、新聞読みながら煙草スパー。
ふつうだったら私も姉も....やあねぇ、となるかも知れないシチュエーションなのに、火を噴き続けるレンジとその天津飯の美味しさに圧倒されてそれどころではありませんでした。
値段も実際安かった気がします。
それ以来、天津飯にはわりといいイメージがあります。
でも、どうも中華屋さんに行ったときはあれもこれも、と食べたい具材別に優先順位的に考えていくので、天津飯を注文するまでに至らない。
それに自分には、おいしく作れないような気がする。
あのゴーッ

家で、テフロン加工のフライパンに、油を罪悪感を感じない程度に入れて、さーっとまわして、溶いた卵を入れてかきまぜて...なんていうふうに作ってもあの味は出せないんじゃないかと思います。
逆に、オムライスは家でしか食べない。
昔からお母さんのオムライス、食べてきましたから。
中身は、絶対ケチャップライス。卵の上にもケチャップで字を書いたりなんかしちゃって。
そういうオムライスが私もアナナも一番好き。
たまにお客さんのリクエストでシンゴシェフが裏メニューでオムライス作ったりするのは、卵がふわっ、とろーっとしている基本形と、上載せ式真ん中割り中から卵がべローッと出てくるやつと、これまた極上の味なのですが、(いつも頼まないでください...)うちのオムライスはうちのオムライスで、why not?いいじゃない、という感じです。
今日はシンゴシェフのまかないで、私がケチャップオムライス作りました。
字書くまえ。
卵に包めるご飯の量的にはマックスなのに、足りない...だって

天高く シンゴシェフ肥ゆる秋
もう44歳なんだから、身体のことも考えましょう。
Posted byレストランPEPINat16:14
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