2010年11月20日

林檎パイ

Bonjour !

今から作りまーすface02

今日は着物教室の打ち上げに使っていただけるので、私も着物で張り切って...といいたいところですが、そういうことができる所作が身についていないので、いつものようにしましまTシャツで頑張ります。

ワインとかこぼさないように気をつけないと!
(それは全てのお客様にもそうだface06
  

Posted byレストランPEPINat 11:31 Comments(0) labo

2010年11月19日

これでいいのだ

Bonjour !

ボルドーでビオワインを作っているシャトーがシャンブルドットもやっている、ということで、予約して泊まりにいったことがあります。
泊まりに行ったら...?ワインを作っている気配無し。

奥さんに聞いたら、

「ああ、元の旦那がやってたのよ。」

だって。複雑な事情らしくて詳しくは突っ込まないことにしたけれど、どうも離婚するまではそこでやってたんだけど別れたから奥さんはそこでシャンブルドットをやっている...みたいな話でした。

でも、そこの奥さんはけっこうサバサバしていてまあまあフレンドリーで、私たちがワインを作っているシャトーを見たがっていると知って、いくつかのシャトーの方と連絡を取ってくれたりしました。

そのうちのひとつが、アルノー・ド・ジャクモー氏のところでした。
けっこうお年の(失礼)おじいちゃんだったけれど、70過ぎてから英語を勉強したそうで、見学者にフランス語と英語でワイン作りの説明をしてくれました。
たまに、「ドゥーミルワン(2001)」とか言うのも可愛かった。
他人の畑の葡萄も品種別に味見させてくれたりしました(ナイショ)。

そのおじいちゃんはとても丁寧にワインを飲む際のお作法を教えてくれたけれど、それは実に目からウロコで、

「ワインの栓を抜くときはだね、こうやって、ポンッ!と音を立てて栓を抜くことで、自分の耳と目、そしてワインに『これから飲むんだよ』ってことを教えるのさ。」

と、栓を引っこ抜いてましたface08

そして、ジャクモー氏が自分のワインを飲む姿は実に様になっていました。

さらに、そこのワインはビオでは無かったけれど、試飲したときも、日本に持ち帰って1年以上たってから飲んだときも、忘れられない印象を残すワインでした。日本でも買えるといいなー。

彼のスタイルも、絶対ありだと思います。


パリで行ったバスク料理のレストラン、ル・トロケでは、元気な若いお姉ちゃん達のサービスが良かった。

髪がピンクのお姉さんはノースリーブの白いシャツからたくましい腕が!ワインボトルを片手で掴んで宙に浮かせたまま、もう片方の手で、クルクルクル、ポンッ!と抜栓。

ベルジュラックの赤は、すごく料理にあっていて、周りのお客さんたちもとてもいい時間を過ごしていました。

ああいうスタイルも、すごく好きです。


うちのレストランでも、美味しいワインを、あんな空気で飲んでいただけたら...といつも思っています。
(ノースリーブの白いシャツは着ないけどー。)

フランス高級料理が文化遺産として登録されるという記事にも出ていたけれど、フランス人は嬉しいことがあるとみんなで美味しい料理を食べる(...だったかな?)と。日本人だって、ハレの日にも、そうでない普通の日にも、美味しいごはんを食べるのは楽しいですよね。

気軽に美味しいワイン、飲みに来てください!


  

Posted byレストランPEPINat 15:52 Comments(2) Je suis gourmande!

2010年11月18日

軽いワインでランチを

Bonjour !

BEAUJOLAIS NOUVEAU解禁!

飲みましたか?

私は飲みました。昨夜12時に。シェフ特製グジェールと。

軽い喉越し。お花畑みたいなワインですね。

ビオワインだからさらにイノセントな味わいです。

こういうのは、軽いランチと一緒に飲むのがいいかも...。


あくまでも個人的な感想。

スミレの香り・洋梨の断面の香り・シードルの香り(最近飲んだばかりだから?)・加糖してないフランボワーズのピュレ・そしてあまり砂糖を加えていない苺ジャムの香り。ちょこっとシナモン?

静岡新聞の夕刊には、「今年のボジョレ、キイチゴとスグリの香りが支配的」(パリジャン紙)と書いてあった。
やはり日本が国外最大の消費国だそうで。
安値争いをしているところもあるぐらいだし。

私共としては、こういう機会にワインを大いに楽しく飲んで、他のときにも他のワインを楽しく飲んでいただきたい。
赤ワインは、認知症予防にもなるとか言ってましたしね。


ちょっと前に、旅番組でディジョンの街を紹介していた時、地元特産のクレームドカシスと白ワインのアリゴテを1:5で合わせたキールを飲ませてくれるお店を映していたけれど、老若男女、色んなスタイルの人々が笑顔でグラスを傾けている風景がとても印象的でした。

うちのお店でも、色んなお客様がワイン片手に笑顔で各々楽しい時間を過ごしていただければいいな、と思います。
気軽に、というのが大事ですね。気軽に。

地方発の軽いワインは、やはり軽めのお料理に合います。
ゆで卵とコンテチーズのカスクルートでも、ハンバーグだって(味付けにもよるけど)、ソーセージだって、ロールキャベツだっていいと思います。
ペパンでは、グラスにグジェールという軽いチーズ風味のシューを添えてお出ししますface02


せっかくの解禁日だから、ひとまず今日の一杯目は、ルビー色のきれいなボージョレ・ヌーヴォーで...乾杯!

サンテface02
  

Posted byレストランPEPINat 01:32 Comments(0) pepinについて

2010年11月17日

明日ボジョレーヌーヴォー解禁!

Bonsoir !

今日はガス屋さんにお店の屋外用ガスストーブの点検に来ていただきました。

これを直して、冬の寒い時に外にテーブル出してもあたたかくお食事していただけるようになるといいなー、と。

ガス屋さんのお兄さん達がサービス精神旺盛でアナナにかまってくれたおかげで、すっかり気分をよくした彼女は窓越しにお兄さんにチューicon06(なんておませさん!)

シンゴシェフはガス屋さんが外したストーブの傘をすかさず掃除。すごーく汚かった。ほこりで真っ黒!


老朽化で種火を点けてからしばらく待たないと点かないけれど、中もきれいにしていただいたおかげで、

「....シュボッemoji16

と火が点いたらすぐに、ほわーっ とあたたかい空気が広がりましたface17

あとは、安全装置がついたスイッチに換えてもらって、プロパンガスを繋ぐだけ。

もう少々お待ちください。


さて、修理も終わって、私も今日はご注文いただいている焼き菓子詰め合わせの仕込みをちょっと。


それが終わって、お次は明日(あと数時間♪)解禁のボジョレー・ヌーヴォーのグラス売りのお知らせを黒板に書く。

今年は2種類です。

テイスティンググラス¥500 グジェール付き

オーガニックボジョレー・ヌーヴォー(フレデリック・コサール)ちょっと大きめグラスで¥900 グジェール付き

ランチタイムからお楽しみいただけます。
明日はランチからボジョレーに合うお料理も色々ご用意させていただく予定です。

もちろん、今日は遅くまで営業しておりますので、12時まわればただちに抜栓可能ですがface02

軽いフランス家庭料理と、ルビー色のボジョレーはぴったりのマリアージュです。

是非ご来店お待ちしております!
  

Posted byレストランPEPINat 19:46 Comments(0) pepinについて

2010年11月16日

デジャヴュとトラウマ

Bonjour !

シンゴシェフが、朝ごはんのデザートに柿をむきながら、

「柿をむいてると、なんだか絵を描く準備をしているような気がする。」

と言っていた。

鉛筆ならともかく絵を書く準備で何かを削ったりするかどうか知らないけれど、前世で絵描きでもしていたのか...

そう言ったら、横からアナナが、

「アナナちゃんはカツコって名前だったの。」

(それは前にも言ってたけど...)

「で、どこに住んでたの?」と聞いたら、

「ねずみのやねのうら。それでね、つみきでいりぐちをおさえてはいってこないようにしたの。」

なーんだ。きっと何かのお話のイメージだろうな。


でも、彼女は言葉をしゃべり始めて間もない頃に、

「いなかみち。」

とよく言っていた。

「そのときはママがちいさくて、あななちゃんがおおきくて、おさかなをかいにいったの。」
「いなかみちをあるいたの。」

今はそんなことは言わなくなったけれど、これは、もしかしたら前世の記憶かも知れない、と思いました。


自分には...何かをしているときにふと、この感じ、前にもあった、という既視感はたまにあるけれど、はっきりしたものを感じたことは無いなぁ。

先端恐怖症で、尖ったものをむけられると怖いので、もしかしたら前世で刺されたのかも知れない、と冗談で言うぐらい。


恐怖症、と言えば私が何よりも嫌いなのが、変わってるけど、毛玉をむしる感触。
これは分かってもらえることが少ない。

でも、これは原因がはっきりしている一種のトラウマみたいなものです。
小学生の時から5年くらい前まで、うちにはずっと猫がいて(icon68ミーミ⇒icon68ムー⇒icon68モモ)ムーの時期にうちで新しくしたじゅうたんに(緑の格子模様のやつだ)、ムーの毛玉と絨毯の毛玉がびっしりついて、それをちぎって取った記憶があるのです。

そのじゅうたんには、そのあとムーが外でもらっきた蚤が大量に発生した。
私は一度も刺されたことがなかったけれど、姉の足には蚤が噛んだあとが赤くついていた。
私はじゅうたんごと何処かにやってしまいたかったけれど、ひとまず蚤退治(しかも私が)しなくてはならなかった。

そんなことがあったせいで、ギャッベみたいな毛足の長い絨毯もあまり好きにはなれないし、毛玉をとるのがすごく苦手です。
綿菓子をちぎるのも、微妙。

セーターはあったかいから着るけれど、毛玉が目に付くと、.....face07


そういえば、小さかった頃によく映像で浮かび上がったイメージは、目の前の画面が急に小さくなって画像のシャープさはそのままに箱の中に?入っていってしまう、というイメージです。しかも次々に。

そういうの、何でしょうね。

あんまりこういう事言い過ぎると、人間性を分析されそうな感も...face02



...とりあえず、今を楽しく生きたいですねicon67






























いただいたあけび。あけびってお米の中で熟させるんだって初めて知りました。
皮も油で揚げて食べるそうです。ただしあくが強くて油がすぐに駄目になるらしい。贅沢な食べ物ですねface08  

Posted byレストランPEPINat 13:01 Comments(0) mardi

2010年11月15日

アンティーク屋のおじさん

Bonsoir !















今この時間に(たぶん夕方だろう)、あのおじさんは何をしているんだろう?

サルラという町から少し行ったサンナタレンヌという町のシャンブル・ドットに泊まって、次の日さらに山の中の細い道を通って行き着いた小さな村にあったアンティーク屋。

元デレク&ドミノスみたいな感じのおじさんはとても優しくて、ガソリンの入れ方も教えてくれた。

そのお店で買ったハンドペイントの水差しは、今も大事にお店にディスプレイしてある。

またあそこに行くことがあったら、訪ねてみたいと思います。



途中の山道で、ふと横に目をやると、村の家の石造りのパン釜がありました。

素敵な思い出です。  

Posted byレストランPEPINat 00:07 Comments(0) france

2010年11月13日

感謝

Bonsoir !

今日は何かと感謝することが多かった日でした。

個人的なことで言えば、今日は結婚式記念日で、毎年軽井沢から送られてくる葉書が今年も届き、

「この日をお祝いします ご結婚満10周年記念日」

と、他にもぎっしり書かれたメッセージが。
こういうのは、やっぱり心に響きます。感謝。

やはり旦那さんにも、感謝。10年に。















午後買い物に出かけて、子供の上着やら何やら買って、ぐにゃぐにゃするアナナ嬢をひっぱったり追いかけたりなだめたりしているうちに、気付いたらアナナの髪留めが無くなっていた。
こういうのって、帰ってきてから気付くんですよね...。

小さいものだけれど、私のお気に入りだったので、お店に一応電話してみることにした。
電話に出た店員さんがすぐに、

「はい、お預かりしてます。またいらっしゃるようでしたらこちらでお預かりしておきますねface02。」

さすが大きい会社は対応も清々しい。
そのまま捨てられることだってありそうな使い古したパッチン留めなのに。感謝です。


そして、(昨日お話をいただいていたことですが)来る12月2日に開催されるツィッターの交流会で、うちのお店で作ったものを出させていただけることになりました。
今日ゆうじさんにそのお話をしていただいて、シンゴシェフも私も、大・大感謝☆です。
色んな可能性を感じます。
がんばろうっと。


気持ちが感謝モードになっていると、自分で淹れた一杯の珈琲もなんだかとても美味しく感じます。

10日がお誕生日だった友達にも、いつもつながっていてくれてありがとう、と言いたい。

...井上陽水みたいだけど。
  

Posted byレストランPEPINat 17:56 Comments(4) about myself

2010年11月12日

PEPIN=(果実の)種

Bonjour !

知り合いから、種を2粒もらいました。

黒と白。白い部分がハートマークです。












自然が形づくるもので、ハートマークがついてるなんて、幸せな植物だなぁ。
皆に可愛い~って言ってもらえそうな。

聞いたところによると、風船カズラという植物の種らしい。たまにどこかの家の庭で揺れているあの黄緑色の丸いのがくっついたやつでしょうか?


うちのレストランの名前も、を意味します。

種は種でも、桃やさくらんぼなどの〈核〉ではなく、りんごやぶどう、ラズベリーなどの〈種〉の方です。

お店の名前としては、フランス語のpepinも日本語の種も同じ様に、(悩み事や心配の)種、という意味があって、そういう意味ではけしてめでたい店名とは言えないけれど、色んな物に育っていく命のもと、みたいに考えればいい意味にとれる。

ぶどうの種は、ワインに複雑な味わいをプラスしてくれるし、ラズベリーの種が入ったコンフィチュールは、食感や歯触りのニュアンスをお菓子に与えてくれます。

つまるところ、ちょっとクセのある(クセある?)存在だけれど、ちょっと皆様の生活に楽しいニュアンスをお届けできればいいなぁ...なんてところでしょうかicon57

余談ですが、うちに通っていただいているカップルのお客様は、すぐに赤ちゃんができる、という(勝手な)印象があります。これも《種》パワーなのでしょうか?
まあ、美味しいものを一緒に食べたり、楽しい時を一緒に過ごしているカップルには、自然な流れだったりするのかも知れませんが。


寒い季節になると、妙に人肌恋しくなりますねface02
こんな季節には、大事な仲間や友達、そして大切な人とあたたかな雰囲気で食事したり飲んだりしたくなります。




今日は、お店にクリスマスの飾りつけに行ってきました。

(...そろそろクリスマスコースのことも考えなくちゃ!)













葡萄のタルト





ちなみにペパンはこうもり傘の意味もあります。1807年上演のvaudevilleの中でいつも傘を手放さないPepinの名前から、だそうです。
ペパンの店名の、最初のPの後のEにアクサンテギュがついていないのは、画数の問題と、ちょっとマークっぽくしたかったからです。

これからも、ペパンをよろしくお願いしますface02  

Posted byレストランPEPINat 16:52 Comments(2) pepinについて

2010年11月11日

貝屋さんの歌声

Bonjour !

外から研ぎ屋さんのトラックの宣伝声が聞こえてきます。

ここ3年ぐらい、たまにお店の前でも見かけます。
隣のイタリアンのシェフが前に頼んでいた。

ちょっと前は、歩いてまわるお豆腐屋さんのお豆腐がちょっと流行ってたなぁ。
最近は見かけないけれど。

考えてみれば、昔は色んな移動販売とか、ちり紙交換のトラックの音がした。

物干し竿のトラックを一度見かけたことがあって、横から見たら、ハンガーとかじゃらじゃら吊るさっていてなんだか楽しそうだな、と思った記憶があります。

声は聞くのに、一度も見たことがなかったのが貝屋さんのトラック。
それがトラックだということさえも知りませんでした。

風邪で学校を休んで家にいたりすると、どこからか単調なリズムで

「あさりにしじみと牡蠣にぃ~はまぐりと~、帆立にしらすと貝柱はど~ですかっ」 (順番は定かではない)

と、聞こえてくる。

何を言ってるのか知らなかった時は、聞くだけですごーく不安になるような感じがして、でも、一度よーく耳を済ませて聞いてみたら、貝屋さんだということが判明しました。
しかも、日によって微妙に品物が違うような。

どうにかして一度見てやろう、と思ったのですが、音のするほうへ走って行っても一度も遭遇できずじまいでした。

あちこち住む場所も変わって、またこっちに戻ってきて、でもそんなことはすっかり忘れていたある日、自転車で通勤途中に、目の前にそのトラックがいましたface08

後ろからそーっとトラックを追い越して振り返ってみると、キャップをかぶったおじいさんが、マイクを片手に、なんと生声で歌っていたface08

だからといって、貝を購入する気にはならなかったけれど、そのトラックに遭遇できたのは、ちょっと感動でした。
おじさんも、ああやって、ちょっと哀愁漂う節で歌い続けるのは、きっと健康の秘訣だったに違いない。


最近も元気でやっているんだろうか...気になります。


そういえば、小学生のときにポーッといいながらまわっていた焼き芋屋さんにも、よく買いに行ったなぁ。
あの時は200円くらいで太い焼き芋をおじさんがくれたので、そういうもんだと思っていたけれど、おばあちゃんが買ったら小さかったんだって。チビッコはサービスだったんでしょうね。

今焼き芋買うと、その名残でけっこう高いなー、と思っちゃう。

わりと自分で美味しい紅あずまとか買って、圧力鍋でふかして食べたりするのも好きですけど。

そういえば、ペパンのおせちの栗きんとんには、オーガニックの紅あずまと、郷島産の栗がたーっぷり入って、栗の渋皮煮がのっていますface02

栗きんとん、大好きだから絶対おいしく作ろう、といつも気合入れて作ってます。
  

Posted byレストランPEPINat 15:18 Comments(0) nostalgia

2010年11月10日

ファーマーズマーケット

Bonjour !

今日は空も真っ青でとても気持ちがいいですね。

せっかくこんないい日なのに、アナナは朝から

「今日はねんどをやるっ!」

と断言。

机に新聞敷いて、お仕事着着せて、さあ頑張れ。

私は彼女が集中している隙に掃除、掃除。

ちょっと振り向いて見たら、すごい、天才!

前に教えたニンジンとキャベツが出来ていた。

やっぱり私に見ていて欲しいらしく、何度も
「こっち来て見て~face22
と呼ばれる。

その都度しっかり褒めてあげる。(きっと褒められて伸びるタイプだろうから)

自分が好きなトマトや、蒲鉾なども作って、八百屋さんごっこ。















ちゃんとお店屋さん的な会話が既に身についているからすごい。

粘土を扱う手際も、なかなかスジがいいです。これは、パティシエになれるかも。
和菓子だったら練り切りやこなしの細工、洋菓子だったらマジパン細工に使える技です。


マジパンと言えば、マジパン菓子。

夢に出てくる位好きなのに、あまり見かけない。

南仏のカリソンデクスとか、リヨンでよく見るクサン(クッションのこと)、まゆ型のやつとか、湿気具合が和菓子に通じていて、ビターアーモンドの香りがして、かなりクセになります。
あんこのつもりで食べるとカロリー高そうな感じ。

姉がドイツに出張に行った時お土産にくれたリューベッカーのマーツィパン(マジパン)、豚の形が可愛すぎて、色もカラフル過ぎて食べられなかった。四角いいかにも材料って感じのだったらスライスしてぱくぱく食べれるのに。

カリソンは去年だったか、季節限定でヨックモックから詰め合わせが出ていて、パトリスさんのお誕生日に贈りました。
でも、値段のわりに中身が少なかった。
カリソンは、お土産とかプレゼントにしたときのあの重量感がリッチでいいのにな...

オーストリアとかドイツのお土産によくある、モーツァルトクーゲルンというチョコレート菓子の中にもマジパンが入っている。あれは、会社によって味が違って、私が好きだったのは、中心にピスタチオのマジパンが入ったのでした。(なんていうお菓子屋さんだったかな、調べときます)(→コンデトライFURSTでした。輸入はされてないかも)

ピスタチオのマジパン、と言えば、子供がうちでやっている小麦粘土は、ピスタチオのマジパンの香りがする。

製菓材料として、初めて触ったときに、自分が小さい頃遊んだ床屋さんのおもちゃの匂いだ!と思いました。穴のポツポツ開いた頭の内側に粘土を仕込んでニューッと押し出すと、粘土の毛が出てくるというもので、幼心に「気持ちワルイ...」と思いつつも遊んでしまった記憶があります。


子供用の、小麦粘土には「粘土は安全素材を使用しておりますが、食べないで下さい」と書いてある。

食べても、ピスタチオペーストの味はしないだろうな~emoji46  

Posted byレストランPEPINat 15:21 Comments(0) anana