2010年09月10日
絵本の時間
Bonjour!
自分が小さい頃に読んだ絵本って、細部まで心に焼きついている気がします。
自分の子供に何か絵本を買ってあげるとき、アラビアンナイトだったらやっぱりあの絵を見せてあげたいな、とか日本の昔話だったら和風のタッチで描かれたものがいいな、桃太郎の桃が流れてくるときの音は「どんぶらこ~どんぶらこ~」か「どんぶらこっこ~すっこっこ~」のどちらかがいいなぁ(意外とそれ以外の擬音のものも多い)とか、『ねないこだれだ』は怖いもの見たさで好きだろうな、とか、かなり自分が持っていた本の記憶が選択基準になっています。
●世界の童話 アラビアンナイトのお話 (小学館)
●ねないこだれだ せなけいこ (福音館書店)とそのシリーズ
●ゆびくん 五味太郎 (岩崎書店)
●はらぺこあおむし エリックカール (偕成社)
●ママお話きかせて 春 夏 秋 冬 (小学館)
●ABCどうぶつえん 太田大八 (福音館)
●いやいやえん 中川李枝子 (福音館)
などなど。
これらの絵本はベストセラーで今も何刷目かで売っていたものもあるし、状態のいい古本で購入したのもありますが、どうしても子供にこの絵で見せたいなと思ったものです。
あと昔たくさん売っていた小学館のピクシー絵本は自分でとっておいたものを見せています。
考えてみると小さい頃うちにはけっこういい本がたくさんあったなあと思うのですが、中学にあがる時親戚の子にみんなあげてしまったのです。
それはそれで本のリレーとして良いことだと思います。(でも正直とっとけば良かったな、と思うことも。)
あと欲しいのはいわさきちひろの人魚姫と、ことりのくるひ。『るなちゃんとたまごやき』とかも良かったなー。このあたりは今も手にはいるはず。
キリスト教の幼稚園だったので、毎月ペーパーバックのチャイルドブック(?)がきていて、それらは今考えるとものすごく有名な画家が絵を書いていたものばかり。
今でも記憶にあるのが、けちんぼうで孤独な魔法使いのおばあさんがある日うっかり居眠りをして、つえで机をこつんこつんやるたびにドーナツとかシュークリームが出て山のうえから転がりおちて、動物たちがお礼を言いにきておばあさんが自分の吝嗇をあらためるというお話。
この本の絵は、すごく良かった。自分のなかで、シュークリームの味を勝手に想像していたから、はじめてシュークリームを食べたとき、「これは違う!」と思ってしまったほどだ。
もうひとつは、たぶん柿本幸造の絵だと思うけれど、ぶたのお母さんが子供たちを連れてデパートに行くお話。静岡のデパートの屋上にはあまり遊具がなかったからそういうのに憧れたり、〈おこさまらんち〉に憧れたり、帰りにたわしを買ってくる、ということさえ羨ましく思えてしまうような絵本でした。
この2つのペーパーバックは、たぶん中古本サイトでもあまりみかけないから、手に入らないのだと思うけれど、いつかまた出会うことがあったら娘に見せたいなーと思います。
もしご存知の方がいらっしゃるようでしたら、是非是非ご連絡ください。
子供の感性を豊かにする絵本、実は大人が見てもウルウルしてしまうものが多いです。

自分が小さい頃に読んだ絵本って、細部まで心に焼きついている気がします。
自分の子供に何か絵本を買ってあげるとき、アラビアンナイトだったらやっぱりあの絵を見せてあげたいな、とか日本の昔話だったら和風のタッチで描かれたものがいいな、桃太郎の桃が流れてくるときの音は「どんぶらこ~どんぶらこ~」か「どんぶらこっこ~すっこっこ~」のどちらかがいいなぁ(意外とそれ以外の擬音のものも多い)とか、『ねないこだれだ』は怖いもの見たさで好きだろうな、とか、かなり自分が持っていた本の記憶が選択基準になっています。
●世界の童話 アラビアンナイトのお話 (小学館)
●ねないこだれだ せなけいこ (福音館書店)とそのシリーズ
●ゆびくん 五味太郎 (岩崎書店)
●はらぺこあおむし エリックカール (偕成社)
●ママお話きかせて 春 夏 秋 冬 (小学館)
●ABCどうぶつえん 太田大八 (福音館)
●いやいやえん 中川李枝子 (福音館)
などなど。
これらの絵本はベストセラーで今も何刷目かで売っていたものもあるし、状態のいい古本で購入したのもありますが、どうしても子供にこの絵で見せたいなと思ったものです。
あと昔たくさん売っていた小学館のピクシー絵本は自分でとっておいたものを見せています。
考えてみると小さい頃うちにはけっこういい本がたくさんあったなあと思うのですが、中学にあがる時親戚の子にみんなあげてしまったのです。
それはそれで本のリレーとして良いことだと思います。(でも正直とっとけば良かったな、と思うことも。)
あと欲しいのはいわさきちひろの人魚姫と、ことりのくるひ。『るなちゃんとたまごやき』とかも良かったなー。このあたりは今も手にはいるはず。
キリスト教の幼稚園だったので、毎月ペーパーバックのチャイルドブック(?)がきていて、それらは今考えるとものすごく有名な画家が絵を書いていたものばかり。
今でも記憶にあるのが、けちんぼうで孤独な魔法使いのおばあさんがある日うっかり居眠りをして、つえで机をこつんこつんやるたびにドーナツとかシュークリームが出て山のうえから転がりおちて、動物たちがお礼を言いにきておばあさんが自分の吝嗇をあらためるというお話。
この本の絵は、すごく良かった。自分のなかで、シュークリームの味を勝手に想像していたから、はじめてシュークリームを食べたとき、「これは違う!」と思ってしまったほどだ。
もうひとつは、たぶん柿本幸造の絵だと思うけれど、ぶたのお母さんが子供たちを連れてデパートに行くお話。静岡のデパートの屋上にはあまり遊具がなかったからそういうのに憧れたり、〈おこさまらんち〉に憧れたり、帰りにたわしを買ってくる、ということさえ羨ましく思えてしまうような絵本でした。
この2つのペーパーバックは、たぶん中古本サイトでもあまりみかけないから、手に入らないのだと思うけれど、いつかまた出会うことがあったら娘に見せたいなーと思います。
もしご存知の方がいらっしゃるようでしたら、是非是非ご連絡ください。
子供の感性を豊かにする絵本、実は大人が見てもウルウルしてしまうものが多いです。


Posted byレストランPEPINat17:19
Comments(0)
anana