2010年09月30日

うちのアンティーク

Bonjour !

今日は雨がしとしと降って寒い日です。
こんな日は、ミルクにチコリを入れてよく煮出したチコリオレがぴったり。

穏やかな自然の甘さが優しく身体を温めてくれます。

お店用のブランケットもそろそろ新調したいなー、どこかに可愛いの売ってないかな...


こんな日はついつい家の中でまったりしちゃいます。

うちごはん用のフォカッチャがすくすくと発酵している間、いつもの机に座ってブログタイム。
横でアナナはレゴに夢中。
「うまのおうち」をせっせと作ってます。


今座っている机、実は拾ってきたもの。

5年程前、お店に行く途中、いつも通る近所のお茶屋さんの前になんだかとても可愛らしい古びた机が置いてありました。
テープで貼った画用紙に、「不用品」と太いマジックの字。
これは、是非手に入れたい。

こういう場合、けっこう大事なのは、その持ち主が手放そうとしている理由を思い浮かべつつ、もしかしたら中に何か住んでいるかも...とか、もらったらかなりボロボロだったから結局捨てに行かなきゃならないなんていうことを避けるために、遠目にちゃんと状態を見ること。
あと、自分のうちに持ってきたときに永く愛せるオーラがあるかというのも大事。
何か憑いてそうなものも避けなければ。
ある程度の家具補修だったら“シンゴ〈大工の息子〉シェフ”が直してくれます。

そういうことを鑑みても、その机はいい感じだった。

しかも、捨てようとしていた方がご近所さんで、その前後に引越し準備で色々荷物を搬出していたことを知っていたので、多分これはお茶屋さんをやめて家を建て直す為にモノを減らそうとしているんだろうな、と。

それで、いただいちゃいました。

もらってみたら、状態は素晴らしいとはいえませんでしたが、シンゴシェフによって補強修理を施され、キレイに磨かれて、ちゃんと《うちの机》に産まれ変わりました。
引き出しの奥に、宝物発見。
天秤の錘かな?

うちのアンティーク











ちなみに今座っている椅子も拾ってきたものです。
これも近所のごみ捨て場に置かれていた。
『EIKICHI』と書かれていて、スリーナインのシールがかすれてついてるけど、手作りのとてもいい椅子です。
座面が広くてマイナス螺子に時代を感じさせます。

昭和の古い国産の自家用家具って、丈夫で、実用的で、風合いもいい。
律儀な日本人の測り加減とか、そういうごつさが魅力です。

うちの家具はそういうアンティークが多いのですが、他の家具もそれなりにストーリーがあります。



建具とかも、家を新築するからといって、みんな捨てちゃうのはもったいない。
うちも家を新しくしたばかりですが、要所要所に古い建具をあしらって、昔の柄入りガラスなんかもすごくいい風合いを醸しています。

ゴミにする前に、磨いてあげれば、一生モノとして使えるものってたくさんありそうです。

うちのアンティーク



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Posted byレストランPEPINat13:12 Comments(0) about myself
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