2010年10月30日

poire

Bonjour !

ちょっと前にたくさん送ってもらった山形の紅玉も、残すところ自家消費用の2個だけとなりました。
ピークを過ぎると食感がややパウダリーになるものの、まだ美味しい。

これからはサンふじなんかもお店に並び始めるので、もうしばらくりんごライフが楽しめそうですicon35
アメリカで食べたような、美味しいグラニースミスも食べたいなー。
日本で作っているところは無いのかなー。


なんて考えていたところ、

「宅急便でーす」

とヤマトさんが。

同じ山形の、祖母の知り合いから今度は洋梨が送られて来ました。ラ・フランス 

洋梨は母の大好物なので、遠慮がちに少しだけ分けてもらう。

たいてい一部は少ーしだけ硬さが残っている時に白ワインでコンポートにしてお店でお出ししています。

あとは熟したのを生で食べる。
ナイフで剥くときに果汁が冷たくジュワーッと滴るのが食べごろの証拠。

アナナの初フルーツは洋梨で、まだ歯も生えてない頃にここの洋梨を剥いて口に持っていったら、一生懸命食べようとしていて可笑しかった。酸味が無いから赤ちゃんでも食べやすいのかも。


洋梨は、それだけでお高級なお味がございますので、コンポートも、そのままデザートにするか、半割のコンポートを横向きにスライスして、ぐわっと倒してそのままの形で大きなタルトにのせて焼く、とかそういうシンプルで洋梨を主役にしたお菓子の方が楽しめる気がします。

シャルロットも美味しいですけどね。
シャルロットはけっこうポワール・ウィリアムス(洋梨の蒸留酒)の香りをきかせた感じが好きです。

ポワール・ウィリアムス。

おばあさんになって、落ち着いた毎日を送るようになったら、きれいな小さいグラスでポワール・ウィリアムスを飲みたい。
(って前にミクシイかなんかで書いたかも...。)

映画『トリコロール 赤』で、盗聴をしている老判事がそれを咎める主人公の女性にグラスを差し出して、オード・ヴィー・ド・ポワールを注ぐ。後に彼が自らの罪を明らかにし、旅立つ彼女に贈るのも同じ洋梨のお酒。

この映画を観ると、いや思い出しただけでポワール・ウィリアムスが飲みたくなります。

まだポワール・ウィリアムスを飲む、というご身分ではない気がして、お菓子を作るときにぺろっとなめるくらいにとどめています。


...のわりにカルヴァドスはたまに飲んだりするけど。
りんごだからしょうがない。(ってどんな理由やねん)

ちなみに今日の飲み物はシンゴシェフが森永ピュアココアで作ってくれたミルクココア。
しっかりあったまります。
poire





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Posted byレストランPEPINat15:35 Comments(0) labo
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