2010年10月26日
トム
Bonjour !
フロマージュがおいしい季節です。
ペパンでは、フランスや日本の美味しいフロマージュをお楽しみいただけます。
単品で、プレートで、コース料理の後に。
夜の¥3800プリフィクスコースは、メインの後、フロマージュかデセール(もちろん両方でも)をお選びいただけるコースになっており、気軽なサイズでおすすめのフロマージュをお召し上がりいただくこともできます。
また、ワイン会などの際には、お料理を控えめにしてフロマージュを色々楽しみたい、なんていうご注文も喜んでお受けします。
私もフロマージュを食べ始めたときはやはり、
ブリカマ系(ブリー・カマンベール)は美味しいけれど....
という感じだったのですが、フランスの学校の授業でAOCフロマージュを順番に食べて講習を受けていくうちに、サンドル(灰をまぶしたもの)系のシェーブル(山羊)もおいしいな、クロタンやサント‐モール美味しいな、サン‐マルスラン、サン‐フェリシアン、サン‐ネクテール、ルブロション ド サヴォワ...とフロマージュ好きが辿るとおりの道を通って色々好きになりました。
さすがに学生の時は、市場でぐずぐずに溶けたようなエポワスやマンステールは無理でしたが、今ではとても好きです。
青カビ系はブルードーヴェルニュもいいけれど、やはりロックフォール。パピヨン派です。
今はけっこうハード系が好きで、学校にいた時食感が石ケンみたいだ!と思ったコンテとかボーフォールは熟成期間別にどれもおいしく楽しめます。
フランスに行くと、オーガニックマルシェとか、おじいさんや太ったおばちゃんがやっているフロマージュリーに農家製のとっておきフロマージュが並んでいて味見をさせてくれたりするのですが、こういう時に忘れられない味に出逢うことがあります。
ボルドーのオーガニックマルシェで出逢ったトム、というフロマージュは、砲丸投げの砲丸をひとまわり大きくしたような感じで、外観はわりとガサガサしていたけれど、ナイフで切るとわりと中はねっとり、これまたいい香りのフロマージュでした。
「これはコンフィチュール ド スリーズ(チェリージャム)と合わせてね。」
と優しいマダムに勧められて、その後シャンブルドットの部屋で合わせて食べたら、バスクの味わいに触れたような、優しくて頼れる?美味しさでした。

トムは、フランス全土、農家で作られたハード系で非加熱の牛乳、羊乳、山羊乳またはミックスから作られたものによくつけられる名前だそう。語源はギリシャ語とか、ラテン語の部分、とかポーション、という意味らしいです。
一応、有名なのはトム ド サヴォワですけどね。
こういうのを、日本でも食べたいなぁ。
北海道のアドナイさんのフロマージュもフランスの香りぷんぷんで大好きです。
パトリスさんが、固いクロタンドシャビニョルをハーブと一緒にオリーブオイルに漬けたのも、新たな発見で美味しかった。
フロマージュに詳しくなりたいけれど、何を買えばいいかわからない...というお話を聞くことがありますが、是非、上記のフランス産の偉大なフロマージュを、上記の順番に食べていってみてください。
コンテとかは最初からお好きな方もいらっしゃると思います。
最初に うわっ!何これ? と思っても、フランスの素晴らしい文化を味わう気持ちでもう一度、さらにもう一度、それでも苦手だと思ったら料理に使ってみたり、そうしているうちに、きっとそのチーズが好きになっている...かも知れません。(保証はしません)
トム、トム、トム...と言えば、このトム!

せっかく上手くできたから...
フロマージュがおいしい季節です。
ペパンでは、フランスや日本の美味しいフロマージュをお楽しみいただけます。
単品で、プレートで、コース料理の後に。
夜の¥3800プリフィクスコースは、メインの後、フロマージュかデセール(もちろん両方でも)をお選びいただけるコースになっており、気軽なサイズでおすすめのフロマージュをお召し上がりいただくこともできます。
また、ワイン会などの際には、お料理を控えめにしてフロマージュを色々楽しみたい、なんていうご注文も喜んでお受けします。
私もフロマージュを食べ始めたときはやはり、
ブリカマ系(ブリー・カマンベール)は美味しいけれど....

という感じだったのですが、フランスの学校の授業でAOCフロマージュを順番に食べて講習を受けていくうちに、サンドル(灰をまぶしたもの)系のシェーブル(山羊)もおいしいな、クロタンやサント‐モール美味しいな、サン‐マルスラン、サン‐フェリシアン、サン‐ネクテール、ルブロション ド サヴォワ...とフロマージュ好きが辿るとおりの道を通って色々好きになりました。
さすがに学生の時は、市場でぐずぐずに溶けたようなエポワスやマンステールは無理でしたが、今ではとても好きです。
青カビ系はブルードーヴェルニュもいいけれど、やはりロックフォール。パピヨン派です。
今はけっこうハード系が好きで、学校にいた時食感が石ケンみたいだ!と思ったコンテとかボーフォールは熟成期間別にどれもおいしく楽しめます。
フランスに行くと、オーガニックマルシェとか、おじいさんや太ったおばちゃんがやっているフロマージュリーに農家製のとっておきフロマージュが並んでいて味見をさせてくれたりするのですが、こういう時に忘れられない味に出逢うことがあります。
ボルドーのオーガニックマルシェで出逢ったトム、というフロマージュは、砲丸投げの砲丸をひとまわり大きくしたような感じで、外観はわりとガサガサしていたけれど、ナイフで切るとわりと中はねっとり、これまたいい香りのフロマージュでした。
「これはコンフィチュール ド スリーズ(チェリージャム)と合わせてね。」
と優しいマダムに勧められて、その後シャンブルドットの部屋で合わせて食べたら、バスクの味わいに触れたような、優しくて頼れる?美味しさでした。

トムは、フランス全土、農家で作られたハード系で非加熱の牛乳、羊乳、山羊乳またはミックスから作られたものによくつけられる名前だそう。語源はギリシャ語とか、ラテン語の部分、とかポーション、という意味らしいです。
一応、有名なのはトム ド サヴォワですけどね。
こういうのを、日本でも食べたいなぁ。
北海道のアドナイさんのフロマージュもフランスの香りぷんぷんで大好きです。
パトリスさんが、固いクロタンドシャビニョルをハーブと一緒にオリーブオイルに漬けたのも、新たな発見で美味しかった。
フロマージュに詳しくなりたいけれど、何を買えばいいかわからない...というお話を聞くことがありますが、是非、上記のフランス産の偉大なフロマージュを、上記の順番に食べていってみてください。
コンテとかは最初からお好きな方もいらっしゃると思います。
最初に うわっ!何これ? と思っても、フランスの素晴らしい文化を味わう気持ちでもう一度、さらにもう一度、それでも苦手だと思ったら料理に使ってみたり、そうしているうちに、きっとそのチーズが好きになっている...かも知れません。(保証はしません)
トム、トム、トム...と言えば、このトム!

せっかく上手くできたから...

Posted byレストランPEPINat00:19
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