2010年10月02日

栗の甘露煮

Bonjour !

昨日の夜、NHKでやっていた《芸術劇場デッセーが歌うベルカント・オペラの名作!ベルリーニ 歌劇 「夢遊病の女」》、面白くてつい最後まで観てしまいました。
リアルな演出で、ナタリーデッセーがドレスを着ながら、または机の上に乗ったり寝転がったりしながら歌ったり、後ろの人達が飲み物を飲んだりケーキを本当に食べたりしながら演じていた。

食べていたのは見たところソリッドなガトーショコラだったけれど、食べて

「ぶほっface18

となったりしないように気をつけて飲み込んでいるんだろうな...その後すぐ歌うことだし。

感動したし、色んな面で楽しめたのですが、やはり芸術の都パリのオペラ座(バスティーユだから新オペラ座かな)で演じる人っていうのは、「選ばれし者」っていう風格があるなあ、と思いました。
それに〈プロフェッショナルの流儀〉が合わさると、人の心を動かす演技ができるんだなーと。
きっと、常に常に努力も研究もしているのでしょうね。

オペラは16歳の時にサンフランシスコのオペラ座でラ ボエムを観たことがあるのですが、内容の理解がいまいち出来ていなかった。歌舞伎もそうですが、演じる役者や出演者に敬意を表すために、服装とか観る姿勢もきちんとして、ベーシックな知識を持って臨んだりするほうがより深い感動が得られるのかな...
いつか着物をきちんと着こなして歌舞伎を観にいってみたいです。

オペラと言えば、アナナが大好きなトムとジェリーのDVD〈音楽大好き編〉(→¥500のやつ)に、『オペラ騒動』というお話があって、私もそれはお気に入りなのですが、(まず、長いリムジンに乗ってトムが偉そうに登場するだけで可笑しい)トムが歌うのは、ロッシーニの「セビリアの理髪師」のラララ ラララ...っていう歌。

アナナはこの真似が上手で、

「ならとみーちゃ♪、おへそまーら♪、っていうんだよねぇー」

というので、父のCDを借りてきいてみたら、ほんとにそんな風に言ってる!かも?
恐るべし、幼児の聴力!
でも、こういうのも、和訳の歌詞を見てみるとなんとなくストーリーの運びに流れがあってるのがわかります。

さて、今日はやっと栗の渋皮煮ができたと思ったら、また郷島の栗が手に入ったので、栗の甘露煮にすべく栗ごはん用とあわせてたくさんの量の栗を剥きました。
今日はヘンケルのナイフでくくくっとむいていきます。
栗の甘露煮










終わってみたら、皮だけで1キロ近くあった!手はもうヘロヘロです。力が入らない...
特に甘露煮用は、渋皮煮と逆で渋皮がちょっとでも残っていると、色のあがりが悪いので、入り組んだところもしつこく剥く。
小さい頃から毎日こういう動きをしていたら右手だけ手の甲が厚くなるかも。

これをしばらく水にさらして、さらに2~3回ゆでこぼし、蜜で煮ます。
数日糖度をあげながら煮ていくと、できあがり。

これは、おせちの栗きんとん用です。

うちのおばあちゃんも楽しみにしているので、美味しく作らないと!です。
栗の甘露煮



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Posted byレストランPEPINat17:25 Comments(2) pepinについて
この記事へのコメント
栗の季節がやってきましたね~。
それにしてもほんとたくさん剥きましたね!

自分はいつも「甘栗剥いちゃいました」ですよ。
Posted by さわやかさわやか at 2010年10月02日 22:50
> さわやか さま

お菓子屋さんはもっと剥いてると思いますよ~。
甘栗は私も大好きで、いつも静岡駅南口のところで売ってる甘栗屋さんで買います。
あの甘い焦げた香りが好き。
Posted by レストランPEPIN at 2010年10月03日 09:22
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    コメント(2)