2010年09月07日

I LOVE 珈琲

Bonsoir!

珈琲にまつわる思い出。

小学校時代、母は近所のママ友とお菓子教室に通っていて、家で母達が作ったお菓子を食べながら珈琲を飲んでいる時がたまにあった。学校から帰って家のドアを開けると、コーヒーメーカーから作りたての珈琲の甘い香りがただよってくる。(うーん、いいにおい♪)
手作りのお菓子と、ほんのすこし珈琲を分けてもらって牛乳を入れて飲むと、ちょっと大人の仲間入りをしたような、特別な時間を過ごしている感覚があった。

給食に出てきたコーヒー牛乳(粉orリキッドタイプの珈琲の素を入れるやつ)、パピコのコーヒー味、プールの売店の瓶入りコーヒー牛乳...
そうか、私ってコーヒー好きなんだ!と認識した。
中学に入ってからはもっぱらブラック。
アメリカにいたときは寮の部屋で毎朝お湯わかして必ず飲んでた。
大阪の製菓学校に行った時の担任は珈琲マイスター。
その講義で、出会ってしまった、豆から挽いて淹れる珈琲!!
フランス修行中はエスプレッソ天国♪

そして..結婚して藤沢にいた時、バイトを探していたら自家焙煎の珈琲店、鎌倉「玄」で働ける事に。
面接の時に出してもらった源右衛門のカップにたっぷりと注がれた珈琲、そのおいしさは、もう断られても働かせてもらいたくなるような味わいでした。
生豆はマスターのこだわりによって選ばれた最高級のもの、それを少しずつ白いトレーに出して、悪い豆や育ちが悪い豆を取り除く。それをきっちりメンテナンスされている焙煎機で嫌な酸味が消えて芳醇な香りが出るちょうどのところまで焙煎する。
お客様にお出しする時に、かなり多めの一人分〇〇g(ナイショ)、目分で正確にはかってミルで粗く挽き、さっと(これがむずかしい)抽出する。
なかなかおいしい味をひきだせず、お客様の珈琲はマスターの許可なしでは淹れさせてもらえない。
時が経ち、珈琲を淹れさせてもらえるようになり、マスターの休憩中や焙煎中の珈琲を淹れさせてもらえるようになり、焙煎もちょっと見させてもらえるようになりかけた時、お店を辞めることになってしまった。
シンゴシェフと静岡でレストランをやるために。

マスターは、今でもうちのお店を応援してくれていて、時々鎌倉から食事(と正確には大量のお酒)をしに来てくれます。

私がレストランでお出しする珈琲を選ぶにあたって、まず考えたのは、そのつど挽きたての豆をハンドドリップで淹れるということ。豆は、アラビカのみの深煎り、いろんな業者さんにサンプルを頂いたり自分で買って飲み比べをした結果、今取り引きさせていただいている業者さんの深煎りブレンドとモカマタリをちょうどいいぐらいに合わせてブレンドしています。
フレッシュなので、お湯を入れると豆からガスが出てふくらみます。そこから何回かで淹れていきます。

I LOVE 珈琲


珈琲の香りは、幸せの香りです。
ペパンでのお食事の後は、是非おいしい珈琲をお楽しみくださいface02



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Posted byレストランPEPINat18:56 Comments(2) pepinについて
この記事へのコメント
初めまして。藤枝のじゃすみんと申します。

私も大のコーヒー好きなので楽しく記事を拝見させて
いただきました。
・・・と言っても私はズブの素人なので自分で淹れると
いうよりは美味しく淹れていただけるお店を探すのが
好きなのかもしれません。
またお伺いさせていただきますね。ランチも美味しそう!!

今後ともよろしくお願いします(ペコリ)
Posted by じゃすみんじゃすみん at 2010年09月07日 21:07
はじめまして♪
記念すべき初コメントありがとうございます。

今まではmixiで日記かいてたのですが、そろそろブログやれとまわりに助言をいただいてぎこちないながらも頑張ってます。
じゃすみんさんのブログも拝見させていただきました。旬のおしゃれな情報満載ですね★☆

是非お店にも遊びにいらしてください♪心をこめておいしい珈琲お淹れします。
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by makiko at 2010年09月07日 23:07
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    コメント(2)